2020/07/28   2020/09/25

断熱材セルロースファイバー施工の8つの手順と失敗しない7つのポイント

セルロースファイバー施工手順(乾式施工)

セルロースファイバーの施工手順を説明するぞ。
断熱材ごとに施工方法が違うようにセルロースファイバーも違うんじゃ。
セルロースファイバーを使用した家を建てる時や工事を行う際に、この手順を確認しながら施工するとよいぞ。
失敗しないポイント解説付きじゃ。
セルじぃ
セルじぃ

 

手順1.セルロースファイバーの準備

電気配線・給排水・ガス関係の配管を手配。
壁・床・天井の掃除を行い きれいにします。
セルロースファイバーを用意をします。

《ポイント1》
セルロースファイバーの専用のマシーンが必要じゃ。
セルじぃ
セルじぃ

 

手順2.セルロースファイバーを吹き込むためシートを貼る

シート(透湿シート)を貼る。
ステープルでしっかり留め付け、セルロースファイバーがもれないようにします。

 

柱に直接石膏ボードを貼る場合は、シートを控えて貼りこみ、柱とシートの間にセルロースファイバーが入り込むことを防ぎます。
柱に横胴縁を貼って石膏ボードを張る場合は柱の正面に貼っても問題ありません。
セルロースファイバーを充填したときにステープルが飛ばないようにしっかりとシートを貼ります。

《ポイント2》
セルロースファイバーのシートはきれいにピーンと貼ることが大切じゃ!
たるんでいると断熱がムラになるぞ。
《ポイント3》
セルロースファイバーのステープルは規定の間隔で留め、位置を一定にするのがポイントじゃ。
《ポイント4》
屋根シート貼りの場合は通気層のシートを貼り、通気が確保できることが考えて貼るんじゃ。
セルじぃ
セルじぃ

 

 

 

 

手順3.セルロースファイバーが吹きこぼれないようシートの貼り込み

細かい配管や換気扇のダクト管など隙間のないようにしっかりシートを貼りこみます。
貫通する配管廻りからセルロースファイバーが吹きこぼれてこないように隙間なくしっかり張り込みます。

《ポイント5》
気をつけないといけないのは、電気ボックス・換気スリーブ・電気配線・水道管など貫通する部分じゃ。
シートを丁寧に切り隙間ないように作らないと吹き込み時にセルロースファイバーが噴出してしまうぞ。
そうなると、密度もあげることができないんじゃ。
セルじぃ
セルじぃ

 

 

 

手順4.セルロースファイバーが吹きこむ穴をあける

シートにカッターで吹き込み用の穴をできるだけ小さく開けます
この穴からセルロースファイバーを壁の中に充填していきます。

 

 

手順5.セルロースファイバーの吹き込み

セルロースファイバーの吹き込みマシーンにセルロースファイバーを投入します。
マシーンから圧送されたセルロースファイバーはホースを通っていきます。

 

 

 

手順6.セルロースファイバーの吹き込み

シートの中にセルロースファイバーを吹き込みます。
ホースをシートの中に入れて奥や隅々までホースを動かしながら、しっかりセルロースファイバーがいきわたるように圧力をかけて丁寧に吹き込みます。
密度が低いと後に沈下の原因となります。
しっかりとした密度で自重に耐えることが出来る密度まで吹き込みます。
(推奨値:壁の吹き込み密度55kg/㎥程度)
密度が足りない場所は付近に穴を開け、セルロースファイバーを充填します。

 

《ポイント6》
大切なのことは、シートを手で触って圧力を感じながら密度が規定の量になるよう吹き込むんじゃ。
特に構造金物や筋交いなどの部分で狭くなっている箇所は特に注意して材料を行き渡らせるようにするんじゃ。
充填はけっして甘くならないよう妥協しないよう吹き込む。
吹き込んだ後、次のシートに移動する前に触って充填具合をきちんと確認してから次のスパンに移動するんじゃ。
この作業を行うことにより、密度・施工ムラ・隙間が解消され、セルロースファイバーの性能を十分生かせる断熱材になるんじゃ。
セルじぃ
セルじぃ

 

 

 

 

手順7.セルロースファイバーの吹き込み穴をふさぐ

吹込みしたシートの穴を専用テープやシートでふさぎます。

 

 

 

手順8.セルロースファイバーの吹き込み完了

セルロースファイバーの吹き込みの完了です。
まるで建物の周りに布団で覆ったようにパンパンに詰め込まれています。

 

《ポイント7》
吹き込みが終了したら、清掃じゃ。
上の階から順番に行うぞ。この清掃はとても大切。
セルロースファイバーは細かくて床や下地に乗ってしまうことがあるんじゃ。
次の作業者の方達に迷惑をかけないよう掃除機でしっかり行おう!
セルじぃ
セルじぃ

 

 

セルロースファイバー断熱材 工事・機械販売のご相談承ります。【法人様】

「セルロースファイバーを自社で取り扱いたい」または、
「セルロースファイバーを使用した家を作りたいと依頼があったが対応ができない。」という会社様。

 

株式会社ヴィックラインでは、セルロースファイバー断熱材に関して、施工請負・吹き込み機械販売 等を行っております。

 

セルロースファイバーについてご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。

 

 

セルロースファイバー施工請負

株式会社ヴィックラインでは、セルロースファイバー断熱材の工事を経験・実績のある施工技術者が責任を持って施工致します。

 

セルロースファイバーは吹き込みの専用マシーンを現場にて使用し、セルロースファイバーをかくはん・ひと壁づつ吹きこむ作業を行います。
専門の施工技術者が工事を行うことで、断熱欠損しないことはもちろん、丁寧な施工をすることによりセルロースファイバーの性能を十分発揮いたします。

 

・ お施主様よりセルロースファイバーを使用したいと依頼があったが対応していない
・ 機械を導入する前に一度どのようなものか施工を依頼したい
・ 今後、セルロースファイバーを導入しようと検討中だが技術面に不安がある

 

このようなお悩みをお持ちの会社様はぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

 

セルロースファイバー自社施工導入・吹き込み機械・材料販売

断熱・調湿・防音・防火・防虫・防カビ・エコの性能を持ち合わせるセルロースファイバー断熱材を自社施工できることは強みとなり、お客様への家づくりのメリットもたくさんあります。

 

施工は経験と技術が必要となりますが、施工方法は単純です。
株式会社ヴィックラインでは長年培ってきた経験と実績でしっかりサポートいたします。
また、施工に必要な専用機もご用意。アフターフォローも充実しています。

 

セルロースファイバーを自社施工したいとご検討中の会社様 ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

セルロースファイバー断熱施工のお問い合わせ

株式会社ヴィックライン
TEL 0568-93-6700  FAX 0568-93-6701
Email:info☆vickline.com (☆は@にかえてください。)

 

下記 関連記事「セルロースファイバーの施工例」「セルロースファイバー断熱施工のチェックすべき16のチェックリスト」も一緒にご確認いただきますとより理解が深まります。